主人公の仲間の1人である龍星座(ドラゴン)紫龍。
彼は聖闘士になるために中国で修行をしており、その師匠は天秤座(ライブラ)の童虎。通称老師。その老師はものすごく物知りなのはゴールド聖闘士として必須な教養の持ち主だからということではなく、ものすごく長生きだから。というのも、200年以上前の大きな戦いの生き残りだそうだ。だから経験値がものすごい。
そんな老師からいろんな事を教わった紫龍だから、戦いの最中でもうんちくを述べる事があります。その時に使うセリフが「以前老師から聞いたことがある。」
僕は平成17年から公務員として働き始めた。
当時はまだベテランの人だけでなく、中堅の人も土曜日半日開庁を経験していた人も多く、いろんな思い出話を合間合間に聞く事ができた。
他にも過去にあった成功体験や失敗談も先輩たちが語ってくれたのは今と変わらない光景かも知れない。
いろいろと聞いてきた事を教訓に、目の前て起こっている出来事に向き合う時、どう対応するのか悩ましい時は過去の先輩の体験談が有効な事がある。
思わず口に出して言ってしまう。
「以前老師から聞いた事がある。」
と。
昔と今と状況は異なるとおもうけど、本質的には同じことも多い。だからこそ、これまでの対話や階調の蓄積が、いざという時に役立つ場合も多い。
面倒な事があるかも知れないけど、やはりいろんな人の話を聞くことは、自分の糧になる事が多いのかなと思う。