何か新しいことを始めるときに、その新しいことに取り組むことに必死になりすぎてしまうので、その後のルール作りが上手くできない場合があります。
そうなると、その新しいことを始めた担当者に全ての依頼が集中し、大変なことになってしまう。本当は他にも仕事あるのに、多くの時間を、その新しい取り組みへ費やすことになってしまいます。
これは初期の段階では仕方ないことなのだけど、実は他の人でも操作ができたり、上手く取り回せたりできたりするものです。
専任でできる人がいるなら、統一感のある内容になって良いのですが、いつまでもその人がその仕事をするわけではないですよね。
なので、他の人でもできるようなルール(運用ガイドライン)みたいなものを作ることは、第2フェーズとして必要になってくると思います。
他の人にもこうやってもらいたい。
その思いから始まる。
これが口伝になってしまうと、謎の「昔からの伝統」になってしまい、何が何だか分からなくなってしまうので、必ず文章に残しましょう。
・管理体制
・運用方法(作業内容)
・確認方法
・連絡方法
こういったことを文字だけでなく、図表も使って作る。
ちょっとずつ整理整頓していけば、みんなでできるようになる。
これ、シンプルだけど、大切なことだと思う。
この積み重ねが個人も組織も実力を10%上げていくものだと思う。