なかちゃんねる ~ひろさんの雑談~

本の紹介、仕事に役立つ技などなど

代打の切り札の存在

普段からどれだけ情報を共有しているか。

もし、今いるメンバーがある日急用ができてしまったら。

1人、人数が足りなくてもできるか。

マルチに動ける代打の切り札的な存在がいるか。

 

組織で働く以上は尽きない悩みだと思います。

現に僕もかつてあった事としては、スポーツ課にいた平成25年のときのこと。

主催している高校野球大会の担当をしていました。大会当日、担当の僕は現地に行く事ができませんでした。何故なら、前日の晩から妻の陣痛が始まってしまったからです。

決まった仕事があるのにけしからん。と、お叱りがあるかもしれませんが、僕にとって第一子の誕生は大きな出来事でしたので、仕事よりも出産の立ち会いを優先しました。

 

その野球大会も、結果としては無事に終了。事前に野球協会の役員の方と何度も打ち合わせをしていたし、事前に必要な道具は渡していた。僕らは身一つで現場に行けば良いという状態で臨んでいたのです。

しかし、僕の失敗がありました。その、事前に必要な道具を渡し、誰が保管しているかを当時の上司に共有していなかったのです。「あとは協会の人が全部運営してくれるから、開会式と表彰式に出る事ができれば何も慌てることはないです。」としか上司には伝えてなかった。

些細な事だったけど、当日、(無事故だけど)少し慌てたと。

こういう時、担当の代わりに動いてくれる人(このケースだと上司)に自分が把握している事のメモ一式を打ち合わせの中で渡しておけば良かったなと思う。

 

代打の切り札はいつ、どこで出番があるかわからないのだけど、普段の対話から、その出番でなすべき事が推測できるだけでなく、少しでも具体的な役割をわかるようにしておか事が大切だなと、振り返って思うところがあります。