2年前の令和2年5月頃なんて、新型コロナウイルス感染症の影響で初めての緊急事態宣言が出されていて、世の中のいろんな活動が制限されて、いろんな予定されていた行事も中止になったり閉塞感というか、絶望感というか、どうしたら良いのかわからない状況だったなと振り返っています。
その頃に、「あと2年後の行事の幹事はあなたたちの代」と指名されても、当時の感情としては、
「できるわけないじゃん。」
です。
その後1年経っても社会的な状況が改善されず、「1年後の行事の幹事はやりたくないな。」という気持ちが先行していました。
一緒にやる仲間とどうしたらできるのか、どうなったら本当にできないのか。
その対話の繰り返し。
一方で、時間はどんどん経過していくので、できるとなった場合の準備を進めないといけない。
しかもこれは仕事ではない。
モチベーションも上がらない。
もう、僕たちは土砂降りの雨の中にいるようだった。
諦めてはいけない。”限界への挑戦”
仕事でも趣味でもないことなのに、集まった仲間でやらされ感満載の行事の幹事をどうしたらやり遂げられるか、とにかく対話した。
1の状況ならAのパターン
2の状況ならBのパターン
のようにパターンもいくつか考えた。
その内容については、大先輩たちにも説明し、昨今の状況を鑑みてか炎上することなく納得してもらえた。
行事の前日、準備をするのに午前中まで雨。
運良く雨が上がって東の空を見上げると僕には虹がかかっているように見えた。
諦めずに準備を進めてきてよかった。
行事の当日はノートラブルで全て終わった。上手く次の代へバトンタッチできる。
正直、先のことなんて誰もわからない。
今のことだけを考えて、できるかできないかの判断をする事はしてはいけない。
形を変えたり、やり方を変えたりして”やらないこと前提”というのは無しにできる。
そのために必要なことは、僕は
対話
だと確信した。
同じ業界で働いていればなんとなく空気感は読めるけれど、いろんな業界で働いている人と一緒に協働するときは、誰かが必ずと言っても良いほど、思い込みをしています。
あるいは聞く耳を持ってもらえないことがあるかもしれません。
しかしお互いの本当の気持ち。建前の気持ち。両方あると思いますが、いろんな気持ちをしっかり出し合って対話する。
しっかり対話できれば、「◯◯しなければならない。」というやらされ感から一歩前進して、納得の上で進めていこうという前向きな気持ちになれる。
やはり、対話は大切だなと思う。