どうしても熱量って差が出ると思います。
好きなこと、そうでもないこと、嫌いなこと。
たとえ仕事でも、何らかの感情が出てきてしまうこともあるのではないかと思います。
少なくても僕はまだまだ人として未熟だなと思う自覚として、一つ一つのことにかなり感情がこもっています。
熱量の差ってなかなか埋めることってできないですよね。
仕事なんかだと、担当が変わった途端に方向性が変わることなんてものすごくよくある光景だと思います。
本当なら、誰が担当をやっても同じようにできるようにしないと、仕組みとしてはいけないのかなと思うのだけど、それを仕組みにすることも難しく感じる人も少なくないと思います。
何かの立ち上げに携わっていたり、何かの転換期に関わっていたり、そういう場面に出会うと、かなり気持ちが入るのではないかと思う。
一方で、ほとんどの人はそんなことを知らないので、いざ自分が担当となっても、同じようにできるかというとそうはいかないですよね。
あの時、こうしたなぁ。
そう感傷に浸ることもあると思います。
じゃあ、今はどうか。
今の立ち位置、それはどうなのか。その立ち上げ時や転換期と何がどう変わっているのか。
その分析も必要だと思います。
ということは、それまでの経緯の記録も必要なんじゃないかなと思う。
熱量の差を埋めることはできないけれど、その熱量を持つきっかけとなった経緯を知ることで、次に0から関わる人にとっても気持ちの共有はできるのではないかと。
何かの事業を推進するにあたって、日記のように経過を記録するのは難しいです。
そこで、週に一度、15分から30分くらい振り返りの時間を作って、何をやっていたのだろうか、良かったこと、悪かったこと、成功したこと、失敗したこと、注意事項、今後の課題。
そういった事を書き出してみるようにしてみる。
なるべく要約して。
できれば記録のフォーマットも作っておきたい。
フォーマットで、型どおりに作っていけば、記録としては見やすいです。
その熱量、次の人に繋げるためには、その熱が分かりやすく伝わる記録がポイントじゃないかなと思う。
再度になりますが、人それぞれ受け止め方は異なるので、同じように伝承されるかどうかは分かりません。もしかしたら全く違う形になるかもしれないですし、なくなってしまうかもしれません。
だからこそ、記憶より記録。
熱量の差を埋める作戦の一つとしては、当人によるしっかりした記録を残すことではないかと僕は思う。