※最近、ワンピースを1巻から読み始めています。
ジャンプ漫画は友情・努力・勝利を描いて、夢と感動を与えてくれるものが多く、そのパターンにうまく合致しているものはかなりヒットしていますね。
努力とか勝利については、特にその人の持ってる価値観が大きく、実際の社会生活においても大きな影響があると感じています。
今では、何かあると”ハラスメント”にも繋がり、なかなかさじ加減が難しいには難しい。
ちょうどハラスメントに関していうと、知人のエフエム豊橋のダンさんもその思いをブログで紹介してくれていますね。
さて、ハラスメントについて思うところは、その人の持ってる努力とか勝利をもたらすための正義が影響しているのかなと思うところがある。
ネタバレになってしまうというか、まだ漫画でも読んでいない箇所になるが、多くのワンピースファンの人にとっては既出とは思いますが、主人公たちは海賊で、その海賊を取り締まる敵対組織として世界政府があり、その世界政府には海軍があって、その海軍大将と呼ばれるものすごく強い人たちはそれぞれの正義を掲げています。
(令和4年4月24日時点でまだ14巻までしか読んでいないので、海軍大将たちは出てきていませんが、映画のDVDで登場してた海軍大将を見て、ちょっと自分で調べてみました。解釈が間違っていたらごめんなさい)
その正義とは3者3様で
・徹底的な正義(赤犬サカズキ)
・どっちつかずの正義(黄猿ボルサリーノ)
・だらけきった正義(青雉クザン)
海軍大将は何人かいる様ですが、中盤で主要と思われる3人の正義を紹介するとこんな感じ。
それぞれの正義を相手にも押し付けているかどうか。
押し付けていると、ハラスメントに繋がるのかなと感じる。
特に、真面目で常に本人にとって100点の答えを求める徹底的な正義を掲げる赤犬は人によってはかなり厳しく感じるのではないか。
自分にとって間違いだと思ったものには厳しく対応する。その対象は老若男女問わない。
パワハラで有名な人の顔を思い浮かべてしまいそうですね。
どっちつかずの正義もだらけきった正義も人によっては逆パワハラに感じたり、モラハラに感じたり。
正直キリがない。
僕も一時期自分の考えを強く押し通そうとしたことがあります。(今も無意識の中であるかもしれない)
あんまり後味は良くなかった。
もちろん、大きく持ってる思いは決して捨てはしないけれど、人にはそれぞれ気持ちがあるので、誰かに対しては「◯◯であるべき」という考えは言わないようにしているし、むしろ持たないようにしている。
きっとお互いの思いをちゃんと汲んでいるかどうか、その前に対話ができているかが必要なんだろうなと改めて感じる。好き嫌いの全てを把握してなくても良いのだけど、距離感とかマナーとか最低限のことは守りつつ、関わる人とは良い関係性を持てるようにしたいなと思う。
なんだかドヨーンとしそうな話になってしまったので、最後にウサギの絵でも貼っておきます。