年度末になってくると思いもよらぬところから良い話が舞いこんでくる事もあります。
というのも、人の動きがいろいろあるから。
転職したり、退職したり、何らかの定期的な動きがあって、それに応じて人が動く。
これまでは関わりのなかった人も、それまで連絡を取ったことがなかった人でさえも、ちょっとしたきっかけで関わりを持つようなことがありますね。
その時に「もう決まっているから。」「それは計画に入っていないから。」「これまでその対応はしていないから。」という視点論点だけで対応してしまうと、大魚を逃してしまうこともあります。
決まっている枠内で、計画にどこまで入れられるか、その対応をすることでどんなメリットがあるのか(デメリットと比較も大切)を速攻で考え直すことも必要です。
これまでご縁がなかった人からある日突然の連絡があるというのは、ビッグチャンス。
まず、その人の話を聞く。その人の思いを確認する。こちらもどういうコンセプトで取り組んでいるのかお話をする。それから、予算があるならそのお話も。
お互いの想いが一致したのなら、いよいよどういう形で関わるのか、既存のことをどこまでやめて取り入れるのかという議論も必要です。
何かを取り入れるときは、そのままオンさせて良いのか、何かをやめないといけないのかを、関わる人でしっかり対話して、一人の想いだけで進めないこと。
それから、人が関わることなので、急に怪我や病気だってあり得ます。人間だもの。
その万が一のことではあるけれど、その場面に直面したらかなり焦ると思います。
計画通りにいかない。。。
そこでそんな風に落ち込んでいても始まらないので、最初のコンセプト・ありたい姿は何だったのかをもう一度振り返ってみる。
実は惰性で続けていたら当初のコンセプトから大幅にずれていたかもしれないし、意図的に修正して今の形にしているのかもしれない。ゴールには近づいているのか、ゴールの場所が変わっているのか。そこを再確認するチャンスが、何かの変化の時。
急いでする必要のある分析は自己分析だけになってしまいますが、関わる人の中では強みと弱みの分析をしておく必要もあります。
特に弱みを補強することができる話が舞いこんだ時には最大限に活かしたい。しかし、元のコンセプトは忘れてはいけない。弱みを補強したいがために、間違えた方向性に向かってもいけないから。
だからこそ、短い時間でも、因数分解のように自己分析をして、対話する。
初めから「だめ」「やらない」「計画外」といった視点で考えずに、どうしたらできるのか。今じゃないとできないのか、先送りしたらどうなるのか。あらゆる視点で思いもよらぬ良い話が舞い込んだら対応できたら良いなと思っている。