1週間に1冊を読むと、年間で50冊は読めますね。
時々、年間100冊以上の本を読んでいる人を見かけますが、ホントにすごいです。
さて、質を重視するか、量を重視するかはその人の読書スタイルによりますが、本を読む時にどういったことをやっていくと良い読み方ができるか。
これまでほぼ毎年50冊ずつくらい読んでいて思った事をご紹介したいと思います。
⒈目次の存在感
小説の場合は前から順番に読んでいかないとストーリーがつながらないため、目次はストーリーを想像するための参考程度になるのかなといったところです。
一方で、ビジネス書や何かの解説書といった類の場合、目次の存在感はかなり大きいです。
「せっかく本を読むのだから最初から最後まで全部網羅したい。」
そんな気持ちになりがちですが、貴方にとって必要な情報が欲しくてその本を読もうとしているのだから、まずはその中身がどんな内容なのかを目次でしっかり確認しておくと良いです。
これまでの経験上、ビジネス書や何かの解説書といった類の本は、目次にかなり丁寧な説明が入っています。大見出しと中見出しの使い分けなんかはよく見かけますね。
その目次の見出しを確認して、自分自身がこの本から何を知りたいのかを把握したい。
人によっては、その中で興味のある箇所しか読まないという人もいるらしいです。
何なら、その一番興味のある箇所から読み始めても良いです。
自分自身が買った本なら、目次に書き込みを入れることも良い。僕の場合、Kindleを最近は活用しているので、マーカー塗りまくりの書き込みしまくりです。
目次をしっかりと読むことは、その本の傾向と、自分自身がその本に求めることは何かを再確認する上で管理重要な要素を占めるのではないでしょうか。
⒉読んだ内容はすぐ忘れます
読んで目から鱗。
そういうことは読書していればよくあることです。
「あー、良い本だった。勉強になった。」
と思っておしまいだと、読んだ内容の大部分はすぐに忘れてしまいます。
僕もかなり忘れています。
一時期、読書ノートを手書きで書いていました。
記録の内容は、
・NO.(年間で何冊目かを確認するため)
・読んだ日
・本のタイトル
・作者名
・概要(3、4行)
今は読んだ記録をブログに残すようにしているため、やめてしまいましたが、正直これはやっていてかなり良かったです。早く読まないと記憶がないので、読書スピードも上がりますし、書く事で要約もできる。その要約も長く書かないことで、端的にまとめられる。
何なら、目次の第何章を重視するくらいのメモでも良い。あとで見返した時に目印がわかれば良いから。
ブログに読んだ本の記録を載せるようにしてからは、ノートに書くのはやめて、アプリでも管理するようにしています。
面白いことにバーコードを読み込むと、本のタイトルを出してくれるアプリがある。
それで図書館から借りた本も記録として残せるので、自宅の本棚以上に読んだ本の記録が残る。
⒊まとめ
本を読むのは時間がかかります。
人生の大切な時間を、その読書という趣味又は勉強のために費やすので、少しでも意義あるものにしたいと思った時に、その内容がどれくらいのものだったのかを思い出せるようにできる工夫をしながら読めると良いなと思います。
目次だけ読んで「つまらないな」と感じたならそれも運命。その本とのご縁はなかったと思います。
それから、原書が外国のものについては訳が独特な場合があり、目次の重要性はかなり高くなってきます。
多くの人が時間に制約がある中での読書になると思うので、今回紹介した2つのことが何かの参考になったらものすごく嬉しいです。