なかちゃんねる ~ひろさんの雑談~

本の紹介、仕事に役立つ技などなど

シンプルにまとめる力

仕事でも普段の生活でも、何かにものすごく詳しいと、詳しいところまで説明したくなることありませんか?

例えば、経緯の説明なんかはついつい長い作文になりがちです。

 

概要説明、前後の比較、結論、補足の説明。

これを長すぎず、短すぎず、絶妙な長さでできる技術を持てると本当に役に立つ。

一人で「うーん、難しいな。」と言いながら腕を組んでも仕方ないので、できる人の真似をしてみる。

必ずそういうスキルに長けている人はいるので、その資料を見かけたら「おぉ!すごい!」と感心するだけでなく、真似して作ってみる。

今すぐ真似しなくても、次にも何かの説明をする資料を作る機会があるから、その時はもらったデータファイルを参考に、最新版に作り替えてみる。

ちょっとずつのトレーニングで、自分自身のオリジナルの型が出来上がるはずなので、そこは焦らずに。

 

 

要約する力は一般に配布する資料でも試されます。

文字がびっしりと入った資料、見た瞬間にワクワクしますか?

僕もそうですが、多くの人はうんざりしてしまいそうです。

思いが強ければ強いほど、長くなりがちです。

 

140文字しか使えないTwitterでは余計なことを書けません。

接続詞や話し言葉で、無駄な文字を使ってしまうこともしばしば。

これもトレーニングの一環だと思っていますが、文章が上手な人はものすごく面白いツイートをしていますね。丸パクリをすると問題になるから、参考にするときは気をつけて、それでもその型を真似してみるのもありではないでしょうか。

 

箇条書きはシンプルにまとめられる良い手段。

でも一つの項目につき、2行になってしまうような長い文章にはならないようにしたい。

経緯や要点の説明も、長い文章より、箇条書きの方が見やすいし読みやすい。

 

表を使う。

何かの比較の時には表で。

基本の基本と思いがちだけど、案外細かいところまで表現したくなってしまうとわかりづらい内容になるから、”今ココ!”をしっかり示しつつ、シンプルになるように心がけたい。

 

学会発表や論文発表とは違い、普段、人に何かを伝えるときはいかにシンプルに端的にわかりやすく表現するかを重視して、良いまとめができるようにしたいものです。