2月になると今年度も残り2ヶ月。
新年度に向けての準備が本格化してきます。
または、今年度内にやるべきことがまだ残っている場合は総仕上げの時期にもなってくる。
この時だからこそやっておきたいのは、今年度の振り返り。
あのやり方はよかった。
こうすればもっとよくなるかもしれない。
あれが上手くできなかった。
そういったことからの書き出しを始める。
まず、素直にここまでの事を振り返る。
そんな時間、ないよ?って思うのかもしれないけれど、新年度の計画を立てようとなる時に必ず必要になってくるので、まとまった時間を取らなくても、ちょっとずつ思いついたら付箋やメモ帳に書いていく。
まとまった時間があるならそれはそれで良いし、やり方はちょっとしたメモを積み上げるやり方でも、エクセルみたいなソフトを使ってでも良いと思う。
入門編としては、メモの活用だと思う。
最近は、スマホを活用して、音声メモもありかもしれない。
※後で聞くのは恥ずかしいかもしれないけれど
この時に振り返ってみると、当時描いていた上手くいった姿と実態については何らかのギャップがあったかもしれない。
もしギャップがあったのならそれは課題だし、解決に向けて今から動き出すと新年度の運用はものすごく楽になります。
「ちょっと待って!人事異動があるかもしれないじゃないか?」
なんて思う人がいるかもしれません。
そう、その事業は必ずしもそのまま継続してやらせてもらえるかどうかはわかりません。
次の人がやることになってもスムーズにできるような仕組みは作っておく必要があります。
仮に人事異動があってそこからわずかな時間で急いで引き継ぎを作ったとしても、ものすごくクオリティは低くなります。
自分自身への引継ぎになるかもしれないし、誰かへの引継ぎになるかもしれないけれど、今から2ヶ月かけてちょっとずつ振り返りと課題とその対策を考えていくには、ちょうど良い期間だと思います。
時間がある程度あるので、修正もできるし、他の人の意見も聞くことができる。
いろんな調整に当てることができます。
だからこそ、2月に入ったら今年度を振り返ることはものすごく重要な意味があるのではないかと思うわけです。
まず、自分自身で作ってみて、その内容をブラッシュアップするためには周囲との対話もやってみる。そうすることでかなり高い精度の振り返りと課題と対策を作ることができます。
もしやる人が変わっても、その順番通りにやっていけば問題ないような内容だったら、ものすごく理想的ですね。