会議の時間の前の準備はどの業界でも大変だと思います。
日程調整と、関係者の調整と、資料づくりと。
amazonの会議は驚く内容で実施されているようでした。
今回読んだ本はこれ。
1 パワポ禁止
パワポで資料作って図解や表を用いながら説明する。
王道だと思っていましたが、大きな間違いだったかもしれません。
もちろんペーパーレスですが、パワポで見た目を良くするやり方ではなく、シンプルなワンペーパー。(大ボリュームの時のみ6ページ)
その理由は、「文章による表現力を大切にしたいから」。
確かに見た目の良さで誤魔化すこともできるし、パワポでなにか作ると構成を考えるのにものすごく時間がかかってしまいます。“時間を大切にする“という観点では面白い試みだと思いました。
そして、箇条書きは禁止だそうです。
箇条書きにすると文章がかなり楽になるしわかりやすいと思うのですが、これも表現力の醸成のために、しっかりとした文章での表現が求められるようです。
2 会議は沈黙からスタート
からは最初かなり謎に感じました。
会議といえばファシリテーターがサクサク進めながら、担当からの説明。というイメージがありますが、それとはちょっと違うみたいです。
まず初めに資料の黙読タイムがあるとのこと。
まず、話すことや聞くことよりも見る(読む)方が早いには早い。結果として時間の節約にもなるのでしょう。
そうなると資料づくりはかなりわかりやすい内容である必要があります。
ダラダラと書くのはできませんし、項目立てをしっかりしてシンプルに伝える内容にしなければなりません。
3 情報共有のみの会議はしない
基本的に会議はアイデア出しか意思決定を中心とするもので、情報共有に関してはわざわざ集まってしないとのこと。イベントがある事に関しても事前にその意思決定をするわけだから、会議ではわざわざ報告しないということだ。
ここのところはやり方を少し研究してみたい分野です。
どうしても、情報共有や進捗報告ばかりの会議になりがちで、会議で意思決定がされる事って、決まりきった事業計画や予算決算だったりしがち。重要な方針決定をしっかり議論しながら決められる会議には憧れます。
4 最後に
会議とは別ですが、プレスリリースする際の資料づくりについて、具体例がありました。
3Wを重視することの他に、FAQも添付するという。
予め予想される質問は纏めておくという事だ。これは真似したい。他にもホームページでお知らせを出すときに、よくある質問欄は初めから作っておくように設定しておく。それだけでも大半なケースは何とかなります。レアケースは個別対応もやむを得ずですね。、
今回、この本の紹介事例は仕事で取り入れれ方ができたらかなり面白いですし、プライベートで参画しているいろんな事にも応用することで、かなり効率的になるのかなと予測してます。早速少しずつチャレンジしてみようかと。
なお、役所の会議ではどこまで採用できるかせんが、文章力が上がるのも個人の力を上げる良いチャンスなので、上手くできたら良いなと思う。