トムピーターズさんの『ブランド人になれ!』の続編読みました。
シンプルだし、基礎的だけど、ものすごく大事な事がいくつかあります。
それは、仲間集め
⒈あるプロフェクトを作ることになった
組織を良い方向に動かしたくて。。。
良いサービスを提供したくて。。。
いろんな動機があると思いますが、組織にいて、そう思った時に一人では少し力が足りなさすぎる。
確かに今は”個”の時代と言われているけれど、突き抜けた魅力を持っている人は考えた途端に一人で動き出すが、多くの人にとってはなかなか難しい。
実はね、最近と思うところがあり、、、
なんて問題意識を持っている人は結構いるんだよね。
みんな口に出さないだけで。
みんな思っているんだけど、誰かが「どお?」って聞くと熱く語ってくれる人も少なくはない。
そういう人を少しずつ集めていって、対話をしていく。
それだけでもかなりの前進ではないだろうか。
そう、プロジェクトって何かものすごく大きなことをやろうとすることだけではない。
ちょっとした細かいことにも言える。
⒉ドライになりがちなこのご時世に
2021年(令和3年)8月時点では、コロナ禍ということもあり、ランチやディナーなどで会食はなかなかできない状況ではある。
仕事もいくつかの会社や部署ではリモートワークをすることになり、コミュニケーションそのものがなかなか難しい。
この本で書かれていることは、朝のコーヒータイムやお昼のランチタイムで気になる人と一緒に時間を過ごそう。といった記述がある。
これを今風に変換するとどうなるだろうか。
僕の答えは、
LINEの交換だ。今、ほとんどの日本にいる人が使ってるメッセンジャーアプリ。使っていない人がいる時は、、、どうしようかね。
その交換のきっかけはその場面によるけれど、直接事情を話してとか共通の知人を介してだとかいろんな方法で連絡を一度とってみる。
似た思いがある人ならば、快く応じてくれる。
離れていても、対面でお話しできなくても、ちょっとずつ意思疎通できるから。
何人か集まれば(3人以上)、グループLINEを作って意思の共有だってできるよね。
こうした動きから、プロジェクトって動き出すのだと実感している。
⒊参加したくなるものに
業務で作られたプロジェクトは強制参加ですが、そうでないものについては、”参加したい”って思ってもらうことが大事。
立ち上げたは良いけれど、内輪だけで盛り上がって、新しく参加しようとする人にとって、低めのハードルかつ、内容が熱いってバランスが難しい。
ここで大事なのは創業メンバーの熱意。
お題を投げかけながら、良い具合に拾う。
問いの設定も大事だ。最初はつまづいてしまうかもしれないけれど。。。
100人いれば、いろんな考え、思い、行動が出てくるんだけど、仲間のいる組織ならではの、面白いプロジェクト、やってみても良いよねって改めて思った次第でした。