本を書いている公務員の人が結構たくさんいて、仕事の仕方や立居振るまいの方法など参考になることがとても多いので、僕もいくつか読んだことがあります。
すげ〜なと思う一方で、その世界だけに留まってはいけないと思い、読書に関しては幅広い(業界やジャンル)世界に手を出すようにしています。
公務員が公務員本を読むのはすごい人がいる事を知るのに良い事だ。僕も作者の多くは尊敬してる。
— 中村 弘和【Хиро Питер】 (@nakachannel104) July 10, 2021
一方で読むべき本はそういう本だけじゃ、広い世界を知る事はできない。
だから僕が紹介する本は公務員本だけに止まらない。
そう、世界は広い。
いろんな価値観を知ることで得られる新しい世界が読書にはある。
今日も過去読んだ本からの紹介です。
⒈チームビルディングとは、リーダーとは
漫画です。
『キングダム』
これはホント、漫画といえども色々と考えさせられる素晴らしい描写が多いですね。
いろんなリーダーがいて、いろんなチームを作って。
中国の春秋戦国時代という混沌としていた時代の話だからいろんな人が登場して面白い。
主人公の率いる”飛信隊”はどんどん大きなチームになっていくのだけど、その度にいろんな人のいろんな役割が変わっていく。組織のあり方についてものすごく勉強になりますね。
組織云々、チーム云々という事を除くと、泣けちゃうのは主人公の信が尊敬していて大好きな王騎将軍と一緒に初めて戦った時に、その王騎将軍が敵の将軍と一騎打ちをして死んでしまうところ。このシーンは「鬼滅の刃」の煉獄さんが猗窩座に負けてしまうところとよく似ていて、多くの人の涙を誘います。
⒉漫画でわかるシリーズ
漫画になっている古典シリーズはオススメです。
原典を読むのが勉強になりますが、正直読みづらい。
漫画で要約してあるものも多く出ています。
その中でも
・マンガ 老荘の思想
・マンガ 罪と罰
は良いですね。
近年、漫画の古典シリーズはいろんな出版社から出ていて、お求めやすい状況。
なぜ個展かというと、思うことがあります。
今みたいに何かと不安がある時こそ、感情的に動いてしまう事が増えてしまう。
— 中村 弘和【Хиро Питер】 (@nakachannel104) July 10, 2021
『韓非子』にはそうした感情的な振る舞いをしたがために失敗した事例が多く載ってる。他の古典もそう。人の思考は技術が発達しても根本的には変わらない部分が多い。だから古典から学べる事は今でもたくさんある。
漫画で読めると、時代背景がビジュアル化されてわかりやすいですよね。
孫子、韓非子、戦国策と言ったものも読んでおきたい。
⒊まとめ
人の生き方から学ぶ。歴史から学ぶ。
どんなに技術が発展しても、人の思考の根本は変わらない。歴史に学ぶってよく言いますけど、これを漫画で手軽にするのも面白いです。