ファクトフルネス、読了しました!
これは、知っておきたいということ、たくさん書いてありますね。
僕らはホントいろんなことについて思い込みが激しいのだなと改めて感じました。
ちなみに、読み始めた時のブログはこちら
あまり参考にはならないかもしれない。
買ったという嬉しさだけの報告になっていました。
さて、内容について感じたことと、一部ネタバレ。
⒈副題にある10の思い込み
副題に”10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣”とあります。
この10の思い込み、普段の生活にかなりの部分で入り込んでいることに気づきました。
・分断本能 「世界は分断されている」という思い込み
・ネガティブ本能 「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
・直線本能 「世界の人口はひたすら増え続ける」という思い込み
・恐怖本能 危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み
・過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
・パターン化本能 「ひとつの例がすべてに当てはまる」という思い込み
・宿命本能 「全てはあらかじめきまっている」という思い込み
・単純化本能 「世界はひとつの切り口で理解できる」という思い込み
・犯人探し本能 「誰かを責めれば物事は解決する」という思い込み
・焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
目次からの抜粋ですが、これだけでもグッとくる内容だと思います。
結構いろんな思い込み、普段からしていないだろうか。
僕自身、地球の人口は50億人って思っていましたが、気づいたら約70億人ですね。
最新のデータや知識をタイミングよく、正しく取り入れるようにしていないといけないなと
痛感させられています。
⒉真実から目を逸らさない
良いことは特に軽く扱われがちですが、良いこともしっかり知っておきたい。
世の中、悪いことばかりではない。
そりゃ、悪いことだってありますよ。その時に良いことを知っていることによって対処方法もたくさん生まれる。
落ち着いて深呼吸して、データを引き出して。
過激な対策がなされそうな時はなんらかの副作用もある。
ドラえもんのひみつ道具の本に、新開発によって新たな動きがあると想像されていたが、まさにそれだ。
心の拠り所の一つとして、占いやスピリチュアルも大事ですし、過去の経験から培った考えも大事。
それらに加えて事実とどう向き合うか。
ここでの向き合い方って、今のこの絶対的な正解のない世の中にはとても重要なものだと思います。
自分自身が納得できるように。そして、人と関わることがあるならその人も納得できるように。
いろんな価値観と客観的事実の比較を楽しんでも良いのかなと思う。
そして、見えない恐怖ははどの時代にもあるし、未来がどうなるかなんて誰にもわからない。だからこそ、ありたい姿をそれぞれ描いて、出来ないことを減らしていくような実践をしていく必要があるなと感じさせられた本でした。
社会人なら一度は読んでおくと良い本だと思う。