2010年に書かれた本ですが、10年以上経っても通用する思考と分析力のある本です。
あんな事いいな、できたらいいな。
というあのドラえもんの歌を思い出しますが、それがいざ実現されたときどんな事が起こりうるのかという想定できる事を何かと解説してくれます。
なんといっても、どの道具も導入時からどのあたりで規制が入るのか、というポイントがありめす。
それから、もちろん素晴らしい経済効果も期待できます。開発した企業はもちろんのこと、関連する企業やその業界全体にまで。
タケコプターは最たる例で、人の移動方法について劇的に変わりますね。そして保険も必要になる。多分、空の警察官も必要になる。
テクノロジーの進化で、ドラえもんのひみつ道具みたいなものがいつかできるかもしれない。
そうでなくても、僕たちの生活はどんどん便利になってるし、それがどう影響してるのか意識しながら手応えを感じたい。
他にも国や地方公共団体の政策・施策も新しい事をやるときには何が何に対してどう影響するのか、しっかりとシュミレーションできるようにならないといけないなと、気付かされました。