ロバートキヨサキさんの本。金持ち父さんシリーズをたまたま図書館で見つけたので読んでみました。
なるほど、普通に生きていることは良いようで悪いようで。
価値観の違う人のものの見方は面白いなというのが第一印象です。
⒈突き刺さった名言
社会にでると失敗から学ぶことはたくさんあるのに、多くの人が失敗を恐れて挑戦しないのは、かつて学校では失敗が一番少なかった人が「優秀」とされ、「失敗」ばかりの人を「馬鹿」だという烙印を押されてしまうのだ。
— 中村 弘和【Хиро Питер】 (@nakachannel104) June 19, 2021
という本からの名言がものすごく響く。失敗のない人生なんてつまらないもんね。
実際に学校で習うことは基礎的なこと。
読み・書き・そろばんっていうけれど、字を読めないと色々できないし、書き方も文字を間違いなく書くことも大事。計算は複雑なことができないにしても、基本的な足し算引き算掛け算割り算ができないと生活は厳しい。これらはミスなくやっていきたいことだ。
一方で何か新しいことって、学校でやれるチャンスはなかなか出会えなかった記憶がある。
社会に出ると初めてやらないといけないこともたくさんある。それを冒険せずにミスなくやることも大事だけど、全力でやった結果、失敗することもある。その失敗から得られる教訓を本当に大事にしたい。
⒉金持ちはお金のために働かない
ここのところの理解がものすごく難しい。
全くの凡人で、普通の家庭に育った僕を含めた多くの人にとっては理解が難しいかもしれない。
しかし、経営者の人にとっては「そうだよ。」って思うのかもしれない。
そういう立場にならないとわからないけれど、想像だけはしてみよう。
僕たち、一般の労働者はその日の生活のためにかかる費用を働いて得たお金から捻出しないといけない。そして、何らかの不安があるからと預金もする。ひたすらお金が必要なんだなと感じる。
なんというか、「毎日毎日、僕らは・・・」っておよげ!たいやきくんの歌詞を思い出してしまう。
日々の生活(または生活の一部)が消費になるか経費になるか投資になるかで大きく異なるなとなんとなく感じます。
生き方というかお金との向き合い方に、色々と考えるきっかけとなる本でした。