これまでちょい投げでハゼやセイゴばかりの釣りを30年以上やってきましたが、この度サビキ釣りを始めてみて、違う醍醐味に気づきました。
⒈遠くに投げない
投げ竿を使っていると、「飛距離こそ正義」みたいな雰囲気があって、ついついゴルフのドラコンみたいな感じで飛距離飛ばすことばかり考えてしまっていました。
実際、ちょい投げでもそうですが、魚がいる場所に仕掛けを落とす事が大事で、そのために飛距離が必要かどうかを考えないといけないことに気づきました。
サビキ釣りだと竿の長さが一つのポイントではある。
しかし回ってくる魚に食いついてもらうだけなので、堤防沿いでポチョンと落とせば良いのだ。
⒉エサが楽
今まではゴカイやアオイソメを使っていましたが、人によっては気持ち悪いということで触る事ができない人もいました。
しかも虫は針につけるときに血も出るし、臭うし(この臭いが魚を寄せるんですけどね)、つけられない人と釣りに行くとその御世話で結構大変でもあります。
サビキ釣りならチューブ式のエサで大丈夫なので、ても汚れないし、必要量をカゴに注入するだけだし、こぼしてもその辺に落ちている小枝で掬ってカゴに入れれば良い。
さらにすでに生きていないので跳ねたりしないので、落ち着いてセットできます。
⒊針の大きさ
始めてから3週間でサイズがずいぶん変わりました。
最初は豆サイズでしたが、今は10cmくらいに成長。
針のサイズも3号くらいだったのが5号くらいでも釣れるようになりましたね。
針がまた疑似餌っぽくて、これは騙されてしまうなという感じです。
デメリットがあります。
魚を釣ったときに物凄くハイスピードで振動するので針が絡みがち。魚を地面につけずに針を外すように心がけたい。とはいえ、すぐに外れます。
針が絡まないように気をつけたいですね。
⒋風向きに影響されない
サーフでは特に風向きに影響されるなと感じていましたが、サビキの場合は落とすだけなので影響なし。雨さえ降らなければ楽しい時間になります。
それから隣の人とも糸が絡み合う率も少ないので、距離感を保っていればトラブルも少ない。
ストレス少なく釣りを楽しめますね。
しかし、堤防沿いでやるため、海に落ちないように気をつけてくださいね。
もっと早くサビキ釣りに出会いたかったなと最近思うくらい、楽しい。
ポイントは釣具屋さんでも良く教えてもらえます。
よかったらチャレンジしてみてくださいね。