パッと見た目で読みやすいなと思う案内を作る事は、民間や役所問わず、大きな課題だと思います。
まず一目で「読みたいな」と思ってもらえるようなデザインって大事。
今回、読んだのは佐久間智之さんのこの本。
⒈まず感想
誰ひとり取り残さない
— 中村弘和@ブラックな公務員 (@nakachannel104) March 3, 2021
住民に伝わる
自治体情報の届け方
佐久間智之さん@sakuma_tomoyuki の令和3年最新刊読了。
今までの情報発信の仕方、しっかり見直さないと結局誰にも伝わらないなんて事あると思います。自治体の出す発信はみんなの生活にも直結するから学んで伝えるために参考にしたい教科書。 pic.twitter.com/Cn8577MAEN
あまり分厚くないです。
サクサク読める。そして何よりその事例、表現はすぐにマネしたくなる。
正直、これ読んで、その部署の中でマネしたら「アーリーアダプター」になれるんじゃないかと予感したくらいです。
⒉本の構成
まず、大事なのは広報広聴部門向けだけではなく、全部門向け(というよりも一人一人が広報)ということ。
課題
企画
媒体
作成
ナッジ理論
発信
分析
の順に紹介されています。
これは特にSNSを長年やっていて感じていた事がものすごく腹落ちした内容でした。
特に、役所の場合はついつい”全部伝えたい”となりがちで、チラシといえども、ものすごい量の文字数になりがちです。
多分、読む気にならない。
読む人の疑問に答えるっていう事が大事で、いかに見やすくスッキリさせて、かつ目を惹くような雰囲気にするか。しっかり的を絞ってやっていくことも必要ですね。
⒊すぐマネしたいデザイン
佐久間さんの本は読むたびにすぐにマネしたくなります。
なぜかって、見やすいから。
一番効果が出やすいのは”チラシ”ではないだろうか。
案内チラシって役所にはたくさん設置されてます。
そんな中、手に取ってもらってしっかり読んでもらうまでがポイントになってくる。
読みたくなるようなチラシ、作っていきたいですよね。
大いに参考にさせていただきます。
それから、今はわからない事があるとまずはネットで検索します。
ホームページも文字ばかりではなく、図も目を惹くようなものに変えていきたいですね。
大いに参考にさせていただきます。
何度でも読み返して、参考にしたい本。
そんな風に感じます。
ペルソナ設定、重要だよなぁ。