なかちゃんねる ~ひろさんの雑談~

本の紹介、仕事に役立つ技などなど

カイゼンサミット2021

自治体の業務改善運動というのはここ数年全国的に広がりをみせており、多くの自治体で改善事例の発表をしたり共有したりしている所ですね。

毎年どこかの自治体が主催で全国大会もやったりしています。

2020年2月は兵庫県丹波篠山市、その前年2019年2月は愛知県豊橋市でしたね。

本来ならば、2021年3月開催予定で東京都中野区という予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期。2年延期のようです。

 

しかしカイゼンの灯火を消したくないという有志が集まって、オンラインでカイゼンサミットを開催することになり、2021年2月13日に開催されました。

 1カイゼン運動の始まり?

知りませんでしたが、福岡市が始まりだったようです。

もう20年くらい前のことのようです。

当時の市長さんのお話や携わった人たちの気持ちを聞く機会がありました。

みんなやっぱり住民に寄り添って良い仕事をするためには改善は欠かせられないと考えていますね。

豊橋市も平成18年(2006年)頃から始まったと記憶しています。

当時の「こんなのがあったらいいな」っていう思いをまずは挙げてくところから始めて、僕自身も”紙台帳で管理しているものをデータベース化できないかなぁ”なんて言っていました。

 

原点は、「こんなこといいな♪出来たらいいな♪」ですね。

 

⒉大事だと思ったのはモデレーター

オンラインでのこういうものの開催はこれからも続くと思います。

こういう時に必要なのはモデレーターの仕切り力。

今回も全体進行の加留部さんの話し方はやはり勉強になるし、途中のコーナーの山形市の後藤さんの引き出し方は素晴らしい。福岡市の今村さんがものすごく気持ちよく軽快にお話していた印象があります。

こういうのも場数が大事だと思いますが、今後初めてモデレーターをやる人はこう言った人たちの話し方や聞き方や引き出し方をたくさん知っておくことをお勧めしたいです。

 

zoomのようなビデオアプリにしろ、クラブハウスのような音声でのアプリも仕切る人がしっかりすることで面白い内容になるんでしょうね。

 

コロナ禍で対面での打ち合わせがなかなか出来ない状況が続きます。

そして、人の移動が限定される中、オンラインのミーティングは必須。そういう中でのモデレーターの役割は大きいです。

これも大きなカイゼン。

 

⒊今後もあくなき探究心で

カイゼンは繰り返し繰り返し続けて走り続けて、そしてさらに改善を加える。

そうすることによってもっと成果が出てくる。

こうだったら良いのにな。

という思いがあった時に、それを書き出してみよう。

実はお金をかけなくてもちょっとした工夫ですぐに実現する方法があるかもしれないし、お金が掛かるのであるならば費用対効果をしっかり見積もって予算化する。予算化したら何かをスクラップしたいですね。

 

今は何かと大変な時期が続きますが、住民の人や自治体職員の本当の笑顔を見るために探究して、対話して、ちょっとでも良いことをちょっとずつでも実現させていきたいですね。