年間50冊以上の本を読んでいますが、全て新刊というわけではないです。
以前読んだ本をもう一度読むことだってよくあります。
2度目の本って既視感だけでなく、いろんな効果があると実感。
⒈覚えるために読む場合
勉強の場合は、2度目どころか何度でも読みますね。
その時には本に書き込みをしたり線を引いたり。
別冊でノートを作って要約を作ったり。
覚えるためには、多くの人は一回ではなかなか上手くいかないので、2度目の読書は必要なことかと。
この時に大事なのは、書く・声に出して読む・考える。
なのかなというのが今までの経験則。
2感じ方が変わる読み方
同じ本でも時間が経過し、いろんな経験をした後だと全く感じ方が違うと思います。
1度目で先のビジョンまで見えるような想像力があれば別ですが、2度目の読書は感じ方が違う場合が多いのではないでしょうか。
同じ本について1年間で2回読んで違う理解になったりすることもありますね。
福岡市が地方最強の都市になった理由という本、2回目を読んだ時のツイート。
福岡市が地方最強の都市になった理由
— ひろ@ブラックな公務員 (@nakachannel104) January 16, 2021
実は2回目読みました。
木下さんのお話聞いてからなので内容がスッと入ってくる。
やれることではなくやるべき事と向き合う。
これに気づけるかどうかだな。
やはりアンテナ拡げて、対話して、決めて動く。
この一連の動き、大切にしたい。
キーワードを拾えたことで、より腹落ちした感があります。
ちなみに一回目を読んだ時はこんな感じだった。
今、木下斉さん@shoutengai の福岡市の本を読んだ。
— ひろ@ブラックな公務員 (@nakachannel104) March 8, 2020
自分で言うのもなんだけど、行政主導じゃダサい事ばっかりになっちゃうんだけど、民間主導で行政がサポートするスタイルだから福岡市はすごい街になったんだ。
長年培われた経緯もあるけれど、素直に良いなと思った。
1度目では気づかなかったことも2度目で気づいたり、決して無駄なことではないと思います。
読めば読むほど著者の味が出るようにしてくれる本って結構たくさんありますね。
⒊全部読まなくても良い
物語は別として、2度目は全部読まなくても良いと思います。
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理解したことや感じたことをメモ(SNS発信でも良い)にする。
という流れでいくとかなり理解度が深まるし、それが思考にも繋がる。
情報化の発展で時代のスピード感がとても早いけれど、10年前の本でも面白いものはあるし、人間心理の普遍性を考えると古典でも良い。何にしろ学びを得られるし、もう一度本を読む事を始める事で思考の幅を広げられたら良いですよね。