何年も同じ仕事をしていると、その人の型が出来上がります。
その人にしかできない事と、一般的にみんながやるべきことは違うよね。
もし、その人の独自の型ができたとしても、その型に至るまでの経緯は記録しておいた方が良い。
そればっかりは口伝では伝わりきらない。
⒈記録の内容は簡単に
・いつ
・誰が
・どこで
・何を
・どのように
それの積み上げ。
特に、”どのように”の部分は変化をわかるように「A→Bとなった」でも良いから簡単に示しておくと良い。
それから、根拠を書けたら御の字。
○○法第■条とか、△要綱とか、XXマニュアルとか。
⒉経緯が大事
本当はYという状態が理想だけど、現実はまだ届かないからOというやり方でやっている。
そのやり方が正しいかどうか再検証するタイミングはあると思います。
その時に、どんな議論があったのか、記録が残されていないと、推測で考えることになるので、なかなか辛い。
まずは本来あるべき姿というものがあります。
それに乖離していないかのチェックと、どの時点で変わってしまったかのチェックは必要。
改める場合は、どのタイミングかの検討も記録に。
※よくあるのは次回の更新とか、年度が改まったらとかですね。
⒊一人で抱えない
他の人の目って大事です。
違う視点持ってるから。
何か出来上がった時点で、完成度は6割くらいの時点でも良い。
一度チェックしてもらうことをお勧めします。
チェックしてもらいながら、自分自身も抜けを見つける事ができるし、その人も指摘してくれるはずだ。
良い引き継ぎのためには自分だけの価値観だけで引き継ぎを作らないというのが極意なのではないだろうか。
マニュアルとか引き継ぎは汎用的に使います。
そこにオリジナル性も大事だけど、必ず基本の型を載せておかないと全く意味がない。
そう思うので、一人で抱えない事が重要です。