映画、鬼滅の刃がものすごくヒットしていますね。
この映画では主人公は実は炭治郎ではなく、煉獄杏寿郎ではないかと考える私です。
多くの人が既に原作を見た上で映画を観に行っていると思います。
ということは、多くの人が煉獄さんの行く末がわかっていると思います。
ここで、煉獄さんは上弦の参と戦って負ける。
この敗戦はどう捉えますか?
結果だけ見たら負けてますが、そうでない部分が垣間見えてくるような気がします。
⒈見本を見せる
先輩として重要なことの一つ。
戦い方を見せることで今後の勉強に。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」
という山本五十六大将の言葉を思い出します。
列車の中で雑魚鬼と戦うときも被害を最小限にするために瞬く間に倒してしまいます。
漫画だと数コマ、映画だと大迫力の音声と共に豪快に。
ここで炭治郎たちは
「アニキ!すごいですぜ!」
と大称賛。
ここで、煉獄さんは「みんな継子にしてやるぞ」
と気前よく反応します。
良い師匠、先輩が近くにいるとどれだけお手本として最適かわかりやすい。
メンターですね。
⒉決して諦めない
後々の単行本を見ればわかりますが、上弦クラスの鬼は柱が一人で倒すのは相当苦労します。
それを一騎打ちで戦う。
相手の上弦の参はその戦いを楽しんでいる。
ここでは誰がどう見ても格上の鬼と戦っているのだ。
しかし、煉獄さんは負けないために戦い続ける。
1ミリも諦めていないのだ。
これはジャンプ漫画の大事な要素というだけではなく、人生においても大事なことだ。
時には格上の相手と戦うことがあるかもしれない。
その時に、すぐ逃げる?戦ってみる?
命が取られるようなことであれば逃げれば良い。そうでないなら挑戦してみるべきではないだろうか。
漫画では”友情・努力・勝利”というジャンプの三大重要素があるので、命をかけてでも戦う姿を見せているのだけど、ここでの煉獄さんの敗戦がのちの炭治郎くんたちの努力を生み出すのではないだろうか。
そう、僕らは目の前の困難に対してどう向き合うか、今一度考えたい。
3まとめ
この煉獄さんの敗戦はキングダムの王騎将軍の敗戦にもダブって見える。
主人公たちに何かを目覚めさせるきっかけになるのだ。
煉獄さんが伝えたかったことは何か、皆さんはどう感じましたか?