どんな秋にしたいですか?
まずは読書の秋!という人もいるので、秋の夜長を楽しむ読書をご紹介します。
本の巻数は令和2年9月12日時点のものです。
⒈漫画だけどキングダム
まだ読んでいない人いますか?
単行本は絶賛58巻まで出ています。
この漫画はチームビルディングとかリーダーシップ論とか勉強したい人にとっては面白い内容だと思いますよ。
戦いの場面は奇跡的なというか気合と根性で勝ってしまう場面があるのですが、負ける時はしっかり負けています。
その時になぜ負けたのかという分析、これは普段の生活や仕事においてもなぜ失敗したのかという分析をするのと同じくらい重要です。
きづけば、ある戦いで2週間を3年くらいかけて連載していましたね。
すごいことになっています。
個人的には桓騎将軍が好きです。
⒉鬼滅の刃
またまた漫画ですけど、今ものすごく人気のあるお話ですね。
プライムビデオで毎日見ちゃっていますし、単行本も出ているからここまでの21巻は全部買っています。
このお話は鬼退治のお話なんですけど、主人公の優しさと強さと努力の継続が魅力的。
まさに少年ジャンプの漫画の王道である、
友情・努力・勝利
をしっかりと描いています。
鬼が負ける時に走馬灯というか人間だった時の記憶を思い出すのだけど、
・虐待やDVを受けた
・ずるいことをされた
・頭ごなしに悪者にされた
・助けたい人を助けられなかった
・理不尽なことに巻き込まれ続けた
・単純な僻み
そんなことによる怨念が強い鬼にさせてしまっているんだなぁと感じる。
現代社会の問題にも通じるものがあるなと感じています。
⒊【現代語訳】学問のすすめ
何回も登場しているかもしれませんが、やはり福澤諭吉先生は面白いこと書いてる。
原文は文語体で読みにくいから、斎藤孝先生の現代語訳版が読みやすいです。
古い学問は捨てろ!
って福澤さんは言い切ってるんだけど、古い学問も修めたからこそ言える言葉。
最近はいろんなテクノロジーや考え方が多様になってきていろんな面白い本がありますが、いざとなった時は古典に還る。
その時に「古いなぁ」って感じることって少ないと思うよ。むしろ新鮮。
何をどう学べっていう方法論ではないけれど、学ぶことによって得られる事は何かを教えてくれる。
だからこそ学び続けたい。
そしたら得られることもあるはず。
個人的な理想としては
楽をしたいからいろんな裏技やショートカットを学ぶ
— ひろ@公務員サバイバー(超朝活屋) (@nakachannel104) September 11, 2020
↓
駆使する事で時間ができる
↓
さらに技を覚える
↓
さらにできることの幅が広がる
↓
楽しくなる
↓
そのノリでさらに学ぶ
↓
気がつくとラスボス並みの強さに
そうなりたいから学びをやめられない
⒋ブランド人になれ!
トムピーターズ版の方ね。
日本人の多くはサラリーマン。
サラリーマンだからこそ個性を発揮するべきだという教え。
もちろん、フリーランスや経営者の方にも良い本だと思いますが、特にサラリーマンの人には良い本です。※公務員の人は”公務員の”っていうタイトルがつかないと読まない傾向がありますが、この本については公務員の人にこそ読んでもらいたい。
隣の人が何をやっているかわからない個人商店になりがちなサラリーマンもいると思います。
だからこそ、突き抜けてやっていればみんなに自分の仕事を知ってもらえる。
カッコよく仕事していきたいですね。
⒌昭和16年夏の敗戦
猪瀬直樹さんの名作。
雰囲気に流されてしまう日本人の本質をズバッと書いてる小説です。
本当はどう考えても、どう計算しても答えが出ている状態なのに、全体の雰囲気が違っているとその提案が通らない。
昔から
「神風が吹く!」
とか
「武士道精神で!」
みたいな感じで来ている事が多いから、日本は悲惨な戦争を起こし、そして負けた。
今も似たような状況ってたくさんあると思います。
逆らえない雰囲気。
本当は答え持ってるのに出せない雰囲気。
昔も今も変わらない大きな問題だと思います。
これから生き抜くのに、絶対的な正解はないはずですが、どうやったら対話に持ち込めるのか考えさせられました。
⒍まとめ
いかがでしょうか。
今直面している問題を解決するのに、この5つからヒントが得られるなら嬉しいです。
少なくとも協働、共創でコロナに打ち勝つためにはいろんな考えをみんなで出し合って乗り越える必要があります。
だからこそ読書で何を感じるか。
そこのところは重要だと思います。
どれか一つでも読んだら感想聞かせて欲しいです。