石垣の積み方っていろいろありますが、豊橋にある吉田城の石垣は、自然石をそのまま積んでいく”野面積み”と言われるものです。
しかし、個人的に思うところとしては、それでも結構美しい。
城跡を訪ねるには天守閣や御殿を見学するのが面白いと思うけれど、もっと細かく石垣を見ていくのも面白い。
⒈豊橋公園の中
豊橋公園は吉田城の跡地というだけあって、土塁や石垣がたくさんあります。
一番わかりやすいのは本丸広場。
この本丸広場も周りは石垣で囲まれています。
吉田城は本丸には天守閣があったのではなく、御殿があって、その周りを四つの隅櫓で守っていたとされています。
そのうちの一つが、今の鉄櫓(くろがねやぐら)。
で、令和2年6月上旬の時点ですが、この周りの石垣を見学する時は要注意が必要です。
吉田城の石垣が一部落ちたみたい。
— ひ҉ろ🔥毎日ブログ×公務員×朝活=中村弘和 (@nakachannel104) June 9, 2020
気をつけて。
地面にはそこそこの大きさの穴ぼこできとる。
誰も怪我人いないなら不幸中の幸いだ。 pic.twitter.com/oaOQVSkdLW
原因はわかりませんが、石垣の一部が落ちてしまったのか、カバーがされていて、一部立ち入り禁止になっています。
その他にも
こうして、近寄ってはいけない場所があります。
近年、どのお城もそうだと思いますが、石垣がズレてくる現象が起こっているみたいだけど、その対応にどのお城も追われていると思います。
原因は集中豪雨による地盤への影響とかいろいろ考えられますが、よくわかりません。
しかし、美しい石垣を見学するにも、怪我をしてしまってはいけませんので、程よい距離感で見ることをお勧めします。
それにしても、野面積みにしては綺麗な積み方になってると思うのは僕だけでしょうか。
⒉その他
吉田城から、豊川沿いを散歩するコースとして、いまはし遊歩道が整備されています。
穏やかな川の流れと、石垣に挟まれながら楽しく散歩できる道です。
この道、面白いのは雨上がりの後、カニがよく歩いています。
可愛いです。
踏まないように気をつけたいですね。
⒊まとめ
お城の魅力はいろいろありますが、まだまだ新たな発見がありそうな吉田城。
歩きながら面白いことに気づけたら嬉しいな。
ちなみに御城印は城跡近くの豊橋市役所1階のじょうほう広場又は、豊橋市美術博物館で購入することができます。日付は自分で入れるタイプです。
つづく