最近、我が家ではちょっとした三国志ブーム。
歴史が熱いのです。
そんなこともあり、はじめました。
漫画の読み聞かせ。
妻が所有していた日本の歴史の漫画を発掘しました。
これ、30年くらい前、僕が小学生の時に読んでたのと一緒です。
今だと集英社のは表紙がめっちゃかっこいいですよね。
⒈読み聞かせなので
1日一冊というわけにはいきません。
1日1章ずつです。
んで、僕の解説とツッコミ付きで、子どもたちに印象が残るように努めているのです。
例えば弥生時代なんだけど、
奴国王が「漢の光武帝に会って、印綬をもらってきて。」ってお使いを頼むのだけど、子ども向けにはそれでいいかもしれない。が、なんとなくツッコんでしまいました。
さらに、洪武帝が自ら、使者の人に印綬を渡すのです。
このシーンは、「マジか!?」というリアクションを僕がするのです。
ちなみに、「漢倭奴国王」って金印あるじゃん。
あれの配置が1997年(平成9年)の新潟大学の入試に出てました。
⒉世界の歴史との差
我が家では秦の中国統一を目指す漫画、キングダムが本棚に並んでいるし、子どもたちの中では空前の三国志ブーム。
そんなことで、「弥生時代なんかは中国ではちょうど三国志の時代だったんだよー。」って説明すると、ものすごく良い反応がありました。
日本ではやっとお米を作り始めた頃、大陸では諸葛亮や関羽や呂布や曹操や周瑜や趙雲や袁紹や許褚や董卓がいろんな人間ドラマを展開していたってすごいよね。
ちなみに、中国ではキングダムの頃はもっと前なんだよー。って説明しています。
古代は日本と中国の差が面白い。
もっとヨーロッパに目を向けると、どうなんだろう。
キリストさんのお話とかちょうど良いか。
⒊絵本と違うのは
セリフが多い。
これはなかなか読み聞かせるのは大変。
おしりたんていのように、子どもが大好きな漫画なら、彼らはどんどん読んでいくけれど、日本の歴史はある程度の解説も必要だと思っているので、読み聞かせるようにしています。
しかも、強制ではなくて「読んでー」って言われるので嬉しい。
どうやらこっそり自発的に読んでる風はある。
それからこの学習漫画、振り仮名付きなので、子どもだけでも読みやすいかも。
そして、本編だけでなく付録のページの充実ぶりが良い。
戦国時代だと
・風林火山ってどういう意味ですか?
・山本勘助って本当にいたのですか?
と言った疑問に優しい解説をしてくれています。
さらに、写真で当時の造作物の紹介がされていて、その説明も丁寧。
隅から隅まで楽しめる。
⒋まとめ
大人も楽しめる学習漫画。
子どもとのふれあい時間に読み聞かせして、さらに深掘りしていくと、これからコロナの件が解決した後、お出かけする時に注目ポイントが増えるかもしれないですよね。