精神科医樺沢紫苑さんの本。
アウトプット大全はベストセラーでしたね。
そのアウトプットのために必要な事はインプット。
という事で、インプットのコツが書かれています。
⒈アウトプットしなきゃ意味がないというけれど
中身のないアウトプットはもっと意味がないです。
インプットする事によって、新たな感覚・新たな学びを得ることができるので、それをアウトプットする必要があるのです。
この本では、限られた時間で良質な学びを手に入れるいろいろな手法が紹介されています。
AZ・・・アウトプット前提のインプットというワードがとても素敵です。
こういった省略できる表現、便利ですよね。
もうすでにインプットしました。
帯にも書いてありますが、インプットの方法は
・読書
・勉強
・記憶
・情報収集
といった方法があります。
これらは能動的に行わないと、全く意味がない。
個人的に感じているのは、記憶については自分から行動を起こした結果、記憶に残ることがほとんど。
たまたま受け身でもものすごく衝撃的なことがあれば鮮烈な記憶として残る事はありますね。
しかし、自分から行動した結果の記憶は大きく残ります。
その手法は”人に会う”事で得られるのではないでしょうか。
⒉人に会うことから得られるインプット効果
誰かが来る。
誰かがお話しする。
これ、ものすごく大きい体験であり、その時にどう心が動いたかでインプットの質も上がる。
業界で有名な人が講演会やるとする。
休みの日に集まって聞きにいく。(コロナの影響でなかなかできないですね。この状況が打破できたら動きたいですね)
そこでの学びをメモする。
その人に会いたくて集まった人との出会い。
さらにお話し(対話)することでのインプット。
こういうところから世界が広がっていくのかなぁと感じています。
⒊普段の生活でもインプットを
テレビ
ラジオ
音楽
本(小説や図鑑ってハマると面白い):
インターネット
情報がものすごく溢れている中で、自分が一番欲しいものを厳選する事も大事。
音楽と本は良いね。
リラックスしながらなので、手応えは良い。
最近は耳学のためのオーディオブックも増えている。
読書といっても本を読まずにイヤホンで聴く事もできる。
その時に、普通の速度で聞くか、倍速で聞くかはその時の時間次第ですね。
⒋出かけ先でもインプットを
本当はメモを取っておくと良いのだろうけど、今はデジカメ(スマホ)を利用して写真を撮るのも良い。
しかも位置情報も記憶されるから見直しをした時に、これはどこだったか、いつだったかという事がすぐにわかるから便利。
美味しいお酒
かっこいいお城
感動する試合
撮影が許されているものならば、写真を撮っておきたい。
さらに、自分のその記録を外に発信したいなら、インスタグラムの活用もかなり有効だ。
⒌その他色々
情報が溢れているし、いろんな人がいろんな挑戦していると刺激を受けて色々知りたくなっちゃうことありますよね。
そこで欲張って色々手を出すと収集がつかなくなってしまうし、中途半端に終わってしまう。
寄り道も大事な時があるけれど、欲張りすぎずに必要な事だけを情報収集していくと良い。
それから、メンターがいると良いですよね。
直接の知り合いでなくても良い。
目標とする人を設定する。
直接教えを請う事ができるのならラッキーだけれど、なかなか難しい場合もある。
そういう時はその人の本を読んだり、SNSなどの発信から近い距離感で感じる事ができるのではないか。
⒍まとめ
本の内容から感じていることをここまでまとめてみました。
いろんな方法があるけれど、スマホ使いながらの情報収集はかなり時間を奪われます。
面白いから。
時間を決めてやっておくのも良いと思うよ。
それから、インプットしたら必ずアウトプットを。
外向けでなくても、日記や自分だけが見るメモ帳とか。
記憶が段違いです。
インプット3割アウトプット7割というけれど、基礎はインプットから。
楽しく学んで楽しくアウトプットの基盤を作りましょ。