今年度は1年間、早稲田大学人材マネジメント部会に参加させてもらった。
ここまでの気づきや部会でのできことはいくつかブログに上げてきたところですが、3月に論文を提出する事で”今年度の”活動は一区切りである。
でもね、本当の戦いはこれからなんよ。
もう後戻りはできない。背水の陣。
⒈論文の内容
一緒に参加した3人1組での共同論文という事なので、今までの歩みとありたい姿のために何ができるかを書いてきたわけだ。
「日記にならないように」
これが一番のポイント。
しかも、部会からは
「組織を変革させるための実践を!」
と言われ、素直にやっていこうとすると所属からは
「それ、大丈夫か?」
というやりとりがあり、迷いに迷った。
そう、物事には順序がある。
そして、正論だけではダメ。
その前に”共感”を得られるストーリーが必要なのだ。
特に、僕らはもう6期目の派遣という事もあり、過去の派遣者とは違う提案をしていこうという方向性もあった。
その結果、”組織のブランド化”がテーマになった。
⒉正面突破!!そして玉砕!!大切なものは対話から
理想を掲げる時、真正面からものすごい勢いで正面突破をしようと試みる。
しかし、長年かけて出来上がって今があるからそう簡単にはいかない。
これは今までの参加者がみんな感じていた事だろう。
そして、たくさん傷ついて、たくさん悩んで、たくさん涙して。
僕も今まで温存していたネタ(自称:中村ノート)をほとんど出し尽くした。
それが半分受け入れられても、半分が叶わなかった。
正直、枕に涙を流したくらいだ。
しかし、泣いて解決するような事ではない。
動かなきゃ。
仲間を集めてみよう。
とにかくいろんな人とお話ししてみよう。
そう、キーワードは
対話(ダイアローグ)
なのだ。
絶対的な正解は無い。
だからこそ、腹に落ちるような納得できる理論・行動。
これを増やしてみる機会をたくさん作った。
⒊しくじり公務員
正直、僕個人の仕事のしくじりぶりはかなり多い。
できて当たり前と思われがちだが、正直上手くできたらラッキーだと思うくらいだ。
今までも何か上手く効率化できないかチャレンジをしてきた結果、しくじりもいくつかあったわけだ。
そんなしくじりから得た教訓を一人のものだけにしたくなくて、開催したのが1ヶ月に一度のランチミーティング会。
講師が過去のしくじりから得た教訓を参加者にシェアする。
これは、業務改善にも繋がるし、人と人の繋がりにもなる。
ランチタイムにしたのは、子育て世代や介護世代が業後や休日だと参加しにくいために、一人でも多くの人に参加の機会があるようにという思いで設定した。
”意識高い人の集まり”ではなくって、いろんな人がいろんな繋がりもてる機会になった。
⒋卒業ではない
いろんな調整で提案内容が新年度からの本格稼働(予定)となった。
そしてそれが軌道に乗るまでがまずは一番の修羅場。
やっていくしかない。
やるぞ。
その結果、さいこうの市民サービスに繋がると信じてやるぞ。
正直、誤算もありました。
それは人事異動だ。
しかしその誤算も逆手にとってやっていく。
だって、時代が変化しているわけだし、変化なしの組織なんてあり得ないのだから。
韓信の背水の陣、まさに今そんな感じです。
ちなみに言うばかっりはイヤなので、自分でまずはできる事やってみるよ。
動画作ろっと。
つづく