なかちゃんねる ~ひろさんの雑談~

本の紹介、仕事に役立つ技などなど

【読書】漫画で学ぶ歴史の真実。

何年か前に、明智憲三郎氏の著書、《本能寺431年目の真実》を読んでましたが、それが漫画になっていたので、改めて読むことに。

 

f:id:sp-nakacha:20191003063648j:plain

どんなリーダーについていきたいですか?

 ⒈タイトルはネットには載せられないけれど。。。

 この漫画です。

 一般的に、明智光秀は信長の8歳程度年齢が上とされていましたが、そこからさらに12歳上。

信長とは20歳くらい年齢が違うというのが、この原作者の考え。

未だに明智光秀の年齢に関しては、謎が多いのです。

 

⒉なぜ本能寺の変は起きたのか? 

今も諸説さまざまあります。

が、このお話だと通説としてされてきた説が全く否定されている。

まさに新説。

読んでいくと十分に考えられます。

 

今の日本史のおおよその考えというか、特にドラマなんかになると大きく影響しているのが、

司馬史観

司馬遼太郎先生の小説で描かれた英雄たちが、そのままのイメージとして今のメディアにも登場している。

 

僕は司馬遼太郎先生の小説は大好きですが、

(いろんな文献をもとに)あくまで個人の想像で司馬先生が書かれているのであって、決してそれが全て真実とは思っていません。

小説は面白いよ。

国盗り物語とか、関ヶ原とか、面白いから、マジオススメ。

 

ここで、明智憲三郎さんは”明智光秀の子孫”として新説を提言しています。

これはこれで面白い。

 

信長の野望というゲームをやっていると明智光秀の能力の高さに本当に助けられたり、相手方に回ると手こずったりするくらい、超有能な武将。

彼がどんな思いで本能寺の変に至ったのか、この漫画を読むと「こんな視点も十分に考えられる」と思えてきます。

 

 

⒊ツッコミどころも 

 以前、大河ドラマでもありましたが、愛知県の図面を出すときは気をつけないといけないですよね。

知多半島の脇にセントレアの島が描かれてしまう事が何件かある。

これは戦国時代にはない。

これだけは真実とは違う。

 

こういうところも楽しむ要素にしていいよね。

 

⒋まとめ

歴史ロマンに思いをはせる。

ここから生まれる想像力、そして先人から学べる事。

歴史を学ぶということは趣味の範囲にあらず。

歴史から学び取れることはたくさんあるよね。

それが漫画でも。

 

そう思うよ。

 

つづく