僕の愛読書の一つ、『キングダム』
何が面白いって、一言では語れません。
そんなキングダムですが、ついに55巻。
連載はもう10年以上続いているんですよね。
では、これについても所感を。
⒈一回のバトルが長い
これは、褒めています。
描写がとても細かい。
登場人物の思考や状況変化による対応の仕方など、
社会人の働くスタイルにあい通じるものがあります。
今やっているのは、秦と趙の決戦、朱海平原の戦い。
もう連載ベースでは⒉年以上やっています。
それくらい細かい描写がある。
⒉基本的に相手方の戦力も充実している
守る側も必死ですからね。
歴史的にも、守備の李牧と言われるくらいの、名将相手にやはり主人公たちは苦戦を強いられる。
刎頸の交わりで知られる藺相如はもういないけれど、その部下たちがこれまた強い。
兵站の事情もあって、秦軍は苦戦するわけです。
⒊一瞬のチャンスを活かす
これ、大事。
あるタイミングで必ず来るチャンス。
圧倒的に差があるとそのチャンスもなかなか見出せないけれど、力が拮抗していると必ずチャンスが垣間見える。
この漫画は必ずそういうシーンがあります。
だから、焦っちゃいかん。
焦っちゃうけれど、冷静に判断できる仲間がいると強い。
⒋苦難が成長させる
今の世の中、「無理しないように」という流れで、確かに自分に合わない無理はし続けるとよくない。
自分が目標とするものに向かう場合ですら多くの苦難が待ち受けていると思う。
その時に、ちょっと苦しいからといってその場を放棄してはいけない。
”そもそも”どんな目標があって、今の状況にあるのか考える。
これブレちゃうと貫き通せない。
だからスタートの時点で何が目標なのかはっきりさせておく。
そして、仲間にもそれを共有する。
主人公の信は、秦王嬴政とともに中華統一、自身の天下の大将軍になる。その二つの目標があるから、前進できるんだよね。
仲間もその熱い志を知っているから、一緒にいたくなる。
熱は伝播する
そう思います。
⒌まとめというか今後の予想
キングダムファンの間では予想がいろいろされています。
歴史的に見ると、朱海平原の戦いは秦軍が勝利します。
ここでどんな展開になるのかの予想は、、、
龐ケンでしょう。
僕の予想では信と一騎打ちして、一瞬で一刀両断だと思います。
楽しみですね。
つづく