僕の二回目の育児休業宣言は、宮崎謙介さんのあの宣言より早かったです。
たまたま、秋に上司との定期的な面談があり、その場で妻の出産時期と僕自身が次は三ヶ月育児休業をするということを伝えました。
この三ヶ月は、子どもが生まれてから4~6ヶ月の時期を狙った期間です。
夜泣き対応がきっと大変だろうと予想してのこと。
面談の時もスムーズでした。
上司から「この前の育休はどうだった?」と聞かれたので、思いを伝えると同時に、「また来年も生まれるので、今度は3ヶ月やります。」と。
二回目の気付きもまたありました。
1.同じパターンはない
子どもによって個性があるよね。
第一子はよく寝る子でした。赤ちゃんの時に最長13時間ぶっ続けで寝るくらい。
油断していたら、今度はショートスリーパー。
連続3時間寝てくれれば御の字。
しかも、泣いてる時に僕が抱っこすると余計にダメ。
僕自身が完全に戦力外で辛かった。
2.背中センサーがものすごい反応
抱っこしていると寝るんだけど、ヨシと思って布団に下ろすと起きる。
育児中の最強の敵の一つが、
背中センサー
だと思います。
あの感度というか精度の高さは凄いよね。
3ヶ月の育児休業中は夜、かなりの率で僕が抱っこしたままソファにもたれかかって寝ていました。
町内の体育委員もやっている時期で、地元体育館の開け締めをしないといけないのに、締める時間にソファで抱っこしたまま僕も寝てしまい、施錠が10分遅れることも。
3.仕事の計画は
3ヶ月という割と(中途半端に)長い期間抜けるため、休業前はかなりの内容を決定しておきました。
あとは単純作業をするだけの仕掛け。
行程表を作り、それを管理職に渡す。
内容は事前に打ち合わせをかなりしましたが、行程表や作業内容はかなりシンプルにしました。
当時の管理職(大ベテランの男性)からは「君が戻る頃に恥ずかしい思いをしないよう、ちゃんとやっておくから、子どもの事をしっかりやりなさい。これからの時代の男性の育児休業のモデルケースになると信じてる。」と心強いメッセージを貰ったことを鮮明に覚えています。
僕が繁忙期を避けて、育児休業をしたのも良かったかもしれません。
4.二回目の育休後は
いろんな後輩からインタビューを受けることがありました。
意識変革のキーパーソンということで。
とても嬉しかったので、思いの丈をたくさん伝えました。
そうでなくても、「ヒロさんみたいに育休やってみたいです。」
という反応がいくつかあったので、準備段階からの説明をすると、微妙な反応が。。。
僕が育休をする時、いろんな人にも勧めてみたんだけど、返ってくる答えは大体一緒。
— ヒロ@朝活のレジェンド (@nakachannel104) March 24, 2019
「仕事が忙しいから難しい。」
「職場に迷惑かけるから。。。」
おいおい、女の人はみんな覚悟して産んでるんだ。男にも同様の覚悟と準備と実践が必要だろう!
そう思わされる事が何度もあります💦
そりゃ、職場に迷惑かけるけどさ、赤ちゃんの面倒をじっくり見れる機会なんて、そうそう無いよ。
しかもさ、ツライことの方が多いのだけど、この辛さを経験しておくと、仕事面でのツライ局面とか結構乗り越えられると実感。
・結構精神力、鍛えられます。
・もちろん、感謝の気持ちも倍増。
・より、俯瞰して全体を見渡すとか、そういったスキルも身につく。
そんな事もあって、二回目の育休後、上司からは恒例行事のように、
「次回はいつ?」
って聞かれるようになりました。
僕からは、
「まだです。その時はかなり早い段階で伝えますね。(笑)」と。
次のブログでは、気になる勤め人の育児休業とお金の面のお話にします。
つづく